家庭用プリンターを買うか買わないか?所持率や利便性から考える

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りゅうるです。

今回は、家庭用プリンターを買うべきか、あるいは買わない方が良いのかについて考えてみたいと思います。

プリンターは一度購入すれば長く使えるものですが、本当に必要なものなのか、使い道や所持率、そして代替手段までを踏まえて検討してみましょう。

私自身の経験も交えて、少しでも参考になれば嬉しいです。

プリンターの必要性とは?

まず、そもそも家庭用プリンターは本当に必要なのでしょうか?

これは家庭やライフスタイルによって異なります。

プリンターは、書類の印刷や写真のプリント、年賀状の作成、コピーなど、日常生活の中でさまざまな場面で使われます。

しかし、すべての人が日常的にプリンターを使うわけではありません。

最近では、スマートフォンやタブレットが普及し、ペーパーレス化が進んでいるため、デジタルデータでのやり取りが増えています。

銀行や公共サービスの多くがオンラインで手続きを済ませることができる時代です。

そのため、プリンターの必要性が減っていると感じる方もいるかもしれません。

ですが、重要な書類の印刷や、手元に紙の形で保管しておきたい資料など、プリンターがあると便利な場面も確かに存在します。

2024年現在のプリンターの所持率は約70%

さて、2024年現在、家庭用プリンターの所持率はおよそ70%と言われています。

これだけの普及率があるということは、多くの家庭でプリンターが日常的に使われていることを意味します。

学校や仕事で必要な書類を印刷したり、子どもたちの宿題や課題をサポートするために使う家庭も多いでしょう。

この70%という数字は、一定のニーズがあることを示しています。

しかし、この数字をどう解釈するかは人それぞれです。

残りの30%の家庭では、プリンターがなくても問題なく生活しているわけですし、コンビニエンスストアのプリントサービスや、職場での印刷機能を活用している人も多いでしょう。

我が家にはプリンターはある

ここで少し、我が家の状況をお話しします。

我が家には、数年前に購入した家庭用プリンターがあります。

当時は、自分の仕事で使うための書類の印刷として、家族の年賀状の印刷のために購入しました。

結論から言うと、確かにプリンターがあると便利です。

しかし、その使用頻度は思っていたよりも少ないというのが正直な感想です。

家にプリンターがあると「いざという時に使える」という安心感はあるものの、毎日使うわけではありません。

むしろ、使う機会は月に1、2回程度で、頻繁に利用するというわけではないです。

そのため、プリンターの購入を考える際には、本当にどのくらいの頻度で使用するかをよく考える必要があると感じます。

我が家のEPSONのプリンター。埃がかぶっているのはあまり使われていない証拠だったりする

我が家のプリンターの具体的な使い道

では、具体的に我が家ではどのようにプリンターを使っているのか、いくつかの使い道をご紹介します。

書類の印刷

一番よく使う場面は、やはり書類の印刷です。

パソコンなどのパスワードが記載された重要な書類から仕事の書類、税務関連の書類など、紙での提出や保管が必要なものを印刷する際に便利です。

デジタルで保存しておくだけでは安心できない場合や、手書きでサインが必要な書類など、プリンターがあると簡単に印刷できます。

重要な書類のコピー

何だかんだこれが一番便利、重要な書類のコピーができることです。

例えば、運転免許証や健康保険証、契約書など、大切な書類をコピーして保存しておきたい場合、家にプリンターがあればすぐに対応できます。

コンビニに行く手間が省けるというのは、意外と大きなメリットです。

毎年の年賀状の印刷

私はLINEで済ませるのですが、私の親は毎年、年賀状を作成して親戚や友人に送っています。

私の家族は私以外全員アナログな人なので、この年賀状作成は私が担当しているというわけです。

このとき、プリンターがあれば自宅で簡単に年賀状をデザインして印刷することができます。

印刷する枚数が多くない場合は特に、外部の印刷サービスを利用するよりもコストを抑えられるのが魅力です。

自分の好きなデザインや写真を使って、オリジナルの年賀状を作れるのも楽しいですね。

趣味で描いた自分のイラストを印刷して楽しむ

最後に、私自身の趣味であるイラスト制作にもプリンターを活用しています。

デジタルで描いたイラストを紙に印刷してみると、また違った魅力が感じられます。

自分の作品を手に取って見ることで、満足感や達成感が得られるのは、デジタル上では味わえない感覚です。

プリンターを使って、自分の趣味をもっと楽しむことができる点も見逃せないメリットです。

プリンター以外で印刷する方法

プリンターを持っていない場合、印刷が必要な時にどうするか。

実は、プリンターがなくても印刷する方法はいくつかあります。

手順①:スマホアプリでスキャンする

最近では、スマートフォンのスキャンアプリを使って、書類や写真をデジタル化し、保存することができます。

例えば、スマホのカメラで書類を撮影し、そのデータをクラウドに保存したり、必要に応じてPDF形式で送信することが可能です。

これにより、プリンターがなくてもデジタルデータとして情報を管理できるのです。

手順②:コンビニでプリント

プリンターがなくても、コンビニのプリントサービスを利用することで、簡単に印刷ができます。

コンビニでの印刷は、スマホからデータを送信し、必要な時にだけ印刷するという方法です。

印刷の質も高く、手軽に利用できるので、急ぎで書類が必要な場合には便利です。

まずはプリンター無しで試してみる方が良い

ここまで読んで、「やっぱりプリンターを買おうかな」と思う方もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。

実際にプリンターを使う頻度や用途を考えると、まずはプリンター無しの生活を試してみるのも良いでしょう。

特に、先ほど紹介したコンビニのプリントサービスやスマホアプリの利用を活用すれば、必要な時にだけ印刷できるので、プリンターを購入する前に十分に代替手段を試してみる価値があります。

そもそもプリンターは処分も結構面倒くさい

さらに、プリンターのデメリットとして挙げられるのが、処分の難しさです。

プリンターは大型家電に分類されるため、捨てる際には手間がかかります。

リサイクル業者に依頼するか、自治体の指定する方法で処分する必要があり、ただゴミとして捨てるわけにはいかないのです。

また、インクやトナーの交換が必要なため、ランニングコストもかかります。

これらの点も考慮して、購入を慎重に検討することが重要です。

まとめ:プリンターを買うか買わないかで悩むのであれば買わない方が無難

結論として、プリンターを買うか買わないかで悩んでいるなら、まずは買わない方が無難です。

プリンターがあれば確かに便利ですが、日常的に使う頻度がそれほど多くない場合、コンビニのプリントサービスやスマホアプリで十分に代替できます。

また、処分の手間やランニングコストを考えると、必ずしも家庭にプリンターが必要とは限りません。

もし、どうしてもプリンターが必要だと感じた場合は、使用頻度や用途に応じたプリンター選びが大切です。

例えば、年賀状や写真の印刷が主な用途であれば、写真印刷に特化したコンパクトなプリンターを選ぶことも一つの手です。

逆に、仕事や学業で大量の書類を頻繁に印刷する必要がある場合は、インク代が安く抑えられるタイプや、複合機能がついたプリンターを検討すると良いでしょう。

結局のところ、プリンターの購入を決める際に重要なのは、自分自身のライフスタイルと、今後どれだけプリンターを使用する機会があるかを冷静に見極めることです。

不要なものを買って後悔するよりも、まずは代替手段を試し、それでも必要だと感じた場合に購入を検討するのが、賢い選択ではないかと思います。